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緑と石と水が絶妙に調和し四季おりおりに表情ゆたかな栗林公園。その最南岸はゆるい起伏を描いて絵筆を走らさせたように築山がつくられ、いちめんに苔が張り楓が優美な枝をのばしており、庭景そのままに楓岸とよばれる景勝地。園内の楓は約 350本を数え、11月ともなれば燃えるような色を湖面にも映し、春夏秋冬それぞれに自然を愛で風流に心を遊 ばせた古人の想いがしのばれます。 |
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愛媛県宇和島市から九島にふかさ30メ−トルに架けた橋で、ベルタイプ式橋脚基礎で設置され水のふかさとしては日本国内において最大規模でもあるそうです。2016年4月に開通されフェリ−から橋へと変貌されたので、人生に於かれても変化させざるを得なくなってしまった方もいらっしゃるのかもしれません。自転車でも十数分程度で渡ることもできるので、春・夏・秋・冬へと、それぞれ楽しめる「宇和島の楽園 九島」(宇和島市観光物産協会)へ足を伸ばされてみては如何でしょう。 |
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笠島集落は、丸亀港の北方約9kmに位置する本島の東側にある港町。かつて海運業で栄えた船方衆が富を誇示するように粋を凝らした屋敷を建て、本瓦葺になまこ壁、古い土塀や格子窓……江戸・明治の建物がそのまま現存し、国の伝統的建造物群に指定されています。マッチョ通りやトウショジ筋など街路は外敵をまどわすため複雑に入り組んでおり、離島では全国的にもめずらしいもの。 |
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春は山に入って山菜狩り、夏には涼をもとめて渓流のほとりでキャンプがいちばん。水と緑が織りなす渓谷美、大自然を満喫したら―黄金色の風のなか、やがて里は実りの季節。山はひとあし早く秋化粧。モミジやナナカマドは赤く燃え、カシやナラは黄色く色づきはじめます。アメノウオやヤマメたちも来年またねとごあいさつ。渓谷に住むみんなそろって出会いの季節をまっています。 |
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約75万haの広大なひろがりをもつ栗林公園は南庭と北庭に分かれおり、南庭は早くから築 庭され江戸時代初期から中期の優れた造園手法を今に伝える小堀遠州流の珠玉作。南隅にある小高い展望地の飛来峰から南湖を一望すれば、ゆったりと弧を描く偃月橋、楓嶼・天女島・杜鵑嶼の3島と仙磯、ほとりに建つ掬月亭などが風雅なたたずまいをみせ、冬には枯山水の世界へと誘ってくれます。 |
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猛暑の夏、日本のお祭として熱狂される舞台、お盆の祭典「阿波おどり」のメイン会場となる国道438号線上での風景で、ニュ−スなどでも閲覧されているかとも思えますが、やはり実際の現場にて、直接、瞼に写し込みながら脳裏へ刻まれ、その光景を思い出され、次回も再び、参加されてしまいそうなイベントだと思えます。 |
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吉野川・土讃線(土佐と讃岐を結ぶ鉄道路線)・国道32号線上に掛かる橋で、全長705m・全幅10.4mとなるア−チ状の橋で、徳島自動車道にて通行が可能となっている様です。なお、橋上での停車は出来ない為、国道32号線辺りから素晴らしい絶景が観られるかと思えます。近くにお寄りの際には、春夏秋冬の四季を通して風景色豊かに望めるのではないでしょうか。 |
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徳島県南部の海岸は、四国でも有数のマリンスポ−ツのメッカ。海水浴場が多いのはもちろん絶好のサ−フポイントが点在し、冬でも水温が比較的温かいので季節をとわず週末には多くのサ−ファ−が訪れます。とりわけ人気が高いのは大手海岸、内妻海岸、田井の浜、海部川河口など。また、透明度が素晴らしくサンゴ礁のひろがる水床湾はダイビングスポットとしても評判です。 |
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梅林橋は南庭の北湖と西湖を結ぶ流路に架かっている色あざやかな朱塗りの橋。別名“赤橋”とも呼ばれ、北湖の西岸付近の庭景、そして松と芝生の緑一色の湖景にアクセントをつけています。すぐ近くには南の梅林が静かなたたずまいをみせており、そのなかで最も 梅林橋寄りにある梅の木は冬至梅と呼ばれる種類。公園内でいちばん早く1月中下旬ごろには可憐でかわいい花を結びます。 |
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「阿波おどり」といえば徳島を代表する真夏の夜の一大祭典。その歴史は古く、天正年間(1574〜1592年)に徳島城の完成を祝い、町人たちが城内を踊りまわったのが始まりともいわれています。毎年8月12日からの4日間、メイン会場となる桟敷席を設けた7か所の演舞場では、一晩に50をこえる連が次々に登場し乱舞を披露。街は独特のリズムと熱気につつまれます。 |