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「見残し」の由来としては、遥か昔、弘法大師が、この海岸を見残してしまったことから始まったと言われていることもある程の難所で、非常に見逃せない迫力のある景色が楽しめるのではないでしょうか。 |
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緑と石と水が絶妙に調和し四季おりおりに表情ゆたかな栗林公園。その最南岸はゆるい起伏を描いて絵筆を走らさせたように築山がつくられ、いちめんに苔が張り楓が優美な枝をのばしており、庭景そのままに楓岸とよばれる景勝地。園内の楓は約 350本を数え、11月ともなれば燃えるような色を湖面にも映し、春夏秋冬それぞれに自然を愛で風流に心を遊 ばせた古人の想いがしのばれます。 |
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祖谷川の最上流に架かるシラクチカズラで編まれた吊橋。男橋と女橋のふたつからなっており、男橋は長さ42m・幅2m、女橋は長さ20m・幅2m。並行して架けられていることから別名“夫婦橋”とも呼ばれています。祖谷地方にはかつて13のかずら橋があったといわれていますが、今なお一般生活橋として地元の人々に愛され活躍しているのはここと西祖谷だけというたいへん貴重な存在です。 |
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愛媛県との県境近くにある別府村庄屋中越家の庭に植えられている桜の巨木。高さ約7m。枝張り直径約12m。樹齢は160年以上。見ごろは気候等により異なりますが毎年3月中旬ごろから。淡い色に染めあげられた心ひかれる光景は空にたなびく春霞のよう。秋葉まつりの練りもこの中越家の庭で行われ、由緒ある庄屋跡地のしだれ桜として知られており、満開時には観光客がたえません。 |
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笠島集落は、丸亀港の北方約9kmに位置する本島の東側にある港町。かつて海運業で栄えた船方衆が富を誇示するように粋を凝らした屋敷を建て、本瓦葺になまこ壁、古い土塀や格子窓……江戸・明治の建物がそのまま現存し、国の伝統的建造物群に指定されています。マッチョ通りやトウショジ筋など街路は外敵をまどわすため複雑に入り組んでおり、離島では全国的にもめずらしいもの。 |
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約75万haの広大なひろがりをもつ栗林公園は南庭と北庭に分かれおり、南庭は早くから築 庭され江戸時代初期から中期の優れた造園手法を今に伝える小堀遠州流の珠玉作。南隅にある小高い展望地の飛来峰から南湖を一望すれば、ゆったりと弧を描く偃月橋、楓嶼・天女島・杜鵑嶼の3島と仙磯、ほとりに建つ掬月亭などが風雅なたたずまいをみせ、冬には枯山水の世界へと誘ってくれます。 |
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本街道として藍の取引で賑わいを見せた脇町の南町付近には、江戸から昭和初期にかけて栄えた藍商人らの豪邸が軒を連ねています。かつての脇町は藍と水運で開けた町。袖壁が見事なうだつを上げ、白壁と瓦のコントラストが美しい町並みです。 |
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高知県下でも有数の漁港で、青柳裕介氏の「土佐の一本釣り」の舞台にもなったカツオの町、中土佐町。藁で焼いて、その場でいただくカツオのたたき実演は、“おいしい”の一言に尽きます。 |
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山合いに湧く単純硫化水素系の温泉。周辺には滝や渓流など見所も多くありますが、春の桜と秋の紅葉の季節には、特に美しさを増します。ホテル・旅館・ペンション・民宿が軒を連ねる温泉郷は、高松市内や空港からも近く、避暑や行楽で賑わっています。 |
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大自然とのふれあいが満喫できるネイチャ−ランド。広大な園内には、17ポイントのアスレチックコ−ス、41mのロングジャンプすべり台、全長130mのグラススキ−場、森林生態学習館、研修室や木工室を完備したきつつき学習館、昔なつかしい茅葺きの民家や水車小屋など。“見て・ふれて・遊んで・学べる”施設が楯実。コテ−ジやキャンプ場もあるので家族でぞんぶんに楽しめます。 |