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窪川・宇和島間を結ぶ「しまんとグリ-ンライン」のほぼ中間、愛媛県と高知県の県境付近に位置する江川崎駅(高知県西土佐村)は、四国西南地域を代表する四万十川観光の拠点。トロッコ列車の発着駅でもあり、ハイカ-やカヌ-イストで賑わいます。 |
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英知をきわめた人工美と迫力満点の自然美が織りなす鳴門ならではのダイナミックな景勝地。大鳴門橋は鳴門と淡路島を結ぶ全長1629mの吊橋。鳴門のうず潮は瀬戸内海と紀伊水道の潮流が出会い、その干満時刻の違いにより発生するもので世界最大級。春と秋の大潮 時には直径20m・時速20kmにも達します。橋のそばの鳴門公園から眺望を満喫したり、間近に体験できる観潮船も人気です。 |
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「たらいうどん」とは、その名のとおり、たらいを器にした釜揚げうどんで野趣ゆたかな郷土料理。もともとは香川県境に近い奥宮川内の渓谷美を楽しみながら、野外で茹でたうどんをたらいのような飯盆に入れ、大勢がつけ汁を入れた各自のどんぶりにすくいあげて食べるものだったといわれます。また、江戸時代に村の寄合いや農繁期の共同炊事からはじまったともつたえられています。 |
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古くからの山岳信仰の山で、四国の屋根といわれる四国山地の主峰。リフトを降りて40分ほど歩けば、室戸岬や中国山地まで見晴らせる360度の大パノラマが展開します。頂は「剣山」という名に反して、丸みを帯びた草原が続いています。標高は1955m。 |
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石を一つひとつ積み重ね、傾斜の急峻な山の斜面を幾重にも切り開いた階段状の水田。山間ならではのふるさとの風景です。水をたたえた春の田植えの季節には空を映して輝き、夏には緑の稲穂が風にそよぎ、秋には山全体が黄金色に染めあげられて……四季おりおりに名画のような美しさ。隣にある東津野村との境あたりで見られ、体験農業希望者や棚田オ-ナ-などの募集もしています。 |
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中世ヨ-ロッパの古城を思わせる偉容と風格をほこる石造ダム。堤長128m。堤高30m。大正15年に着工、昭和5年に完成。えん堤に複数のア-チを組みあわせたマルチプル・ア-チ方式を採用し、現存する同方式ダムは全国でもこの豊稔池だけ。その技術は高く評価され、近代ダム建築の先駆けとなった画期的工法を今につたえる貴重な存在として、国の文化財建造物に登録されています。 |
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三千年の歴史を数えるという、日本最古の名湯。そのシンボルとも言える本館は築後100余年を経ており、国の重要文化財にも指定されています。夏目漱石もたびたびこの湯を訪れ、その愛着からか、小説「坊っちゃん」にも登場させています。 |
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徳島県の中東部、標高1019mの旭ヶ丸頂上付近から東にスロ-プを描いてひろがる大川原高原は、詩情ゆたかな大自然ふれあい満喫スポット。近くの大川原牧場では、季節には牛が草を食む風景に出会えます。また、天気のよい日には展望台から大パノラマを一望。長期滞在型リゾ-ト施設として誕生した大河原高原ふるさと村もあり、さわやかな高原の風を感じながらリフレッシュできます。 |
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キャンバス地の屋根、木製のテ-ブル・腰掛などを備付け、行楽シ-ズンに四万十川沿いを走ります。 |
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壷井栄の名作「二十四の瞳」の舞台となった岬の分教場。昭和29年、木下恵介監督、高峯秀子主演により映画化され、小豆島の名を全国に広めました。廃校になった今も当時のまま保存され、日本では珍しくなった木造の校舎や木の机、オルガンが、訪れる人をあたたかく出迎えてくれるでしょう。 |